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動物の福祉 (Animal Welfare アニマルウェルフェア) の時代:APGAW (UK) の場合

APGAW (All-Party Parliamentary Group for Animal Welfare 動物福祉のための超党派議員連盟) のホームページの画像。

 

イギリスのAPGAWは、「動物の福祉 (Animal Welfare アニマルウェルフェア)」を先導する組織の一つです。日本では、あまり耳にすることのない組織名かも知れません。日本では「動物の福祉 (Animal Welfare アニマルウェルフェア)」という言葉自体がまだ一般的ではないからです。しかし、世界ではイギリスを中心としてひとつの大きな流れになろうとしています。人間による環境破壊の影響は、世界中で深刻化しています。野生動物たちの生息地は急速に減少し、ウサギ目の多くの種は、絶滅危惧種に名を連ねています。平飼いのニワトリの玉子が喜ばれるように、家畜たちの福祉にも目が向けられるようになってきました。犬や猫に代表されるペットたちにも、エキゾチックアニマルなど様々な動物たちへの関心が広がっています。また、うさぎに代表される実験動物への関心も高まっています。アニマルウェルフェアは、綺麗事だけではありません。動物たちの健康や死といったものに直接関係しているからです。APGAWは「政治を通じて変化に影響を与える」というポリシーの下に活動しています。

 

 

目を背けないでください

私たちは、説明責任があります。そのひとつが、「動物の福祉 (Animal Welfare アニマルウェルフェア)」です。動物の福祉とは、忘れがちな食用の家畜を含めた牛、豚、鶏などたくさんの動物たちの福祉を考えることを指しています。乱暴な言い方をすれば、どうせ殺して食べてしまう動物だからなるべく接触せず放っておこうとするのではなく、自分たち人間のために生きてくれている動物たちに感謝を込め、せめて生きている間は健康で幸せに生活させておこうというものです。日本では、肉うさぎの話をすると嫌われます。アメリカでは、馬刺しの話をすると嫌われます。日本では、うさぎを食用にする習慣が一般的ではないからです。アメリカでは、馬は食用ではなく友達として考えられています。分かりやすく言えば、「動物の福祉 (Animal Welfare アニマルウェルフェア)」は食肉になる動物を含め全ての動物たちの幸せを考えることです。

 

日本のとある畜産学校では、入学時に育て始めた子ブタを卒業間近になって美味しくいただくことを経験します。そして、涙の中に深い感謝を感じるのです。

 

 

動物福祉と動物愛護法の違い

動物愛護法は、犬や猫中心のペットを中心とした日本の法律です。動物福祉は、人間以外の動物の福祉を考えた概念です。動物福祉と言わず、アニマルウェルフェアという言葉を使ったために普及が遅れてしまったようです。ネーミングが長すぎたのです。最近流行りの「Oh my God!」のように、覚えやすく、字数が少なくないと普及しないのです。

 

動物たちとの関係は新しい時代に入っています。

動物たちと実際に生活することで、人はとても大切なことを学びます。

 

 

 

 

⚫︎APGAW (All-Party Parliamentary Group for Animal Welfare 動物福祉のための超党

派議員連盟)

⚫︎Animal welfare 動物福祉 - Wikipedia

⚫︎動物福祉 - ウィキペディア

⚫︎動物の愛護及び管理に関する法律 (動物愛護法) - ウィキペディア

⚫︎【アメリカ人が解説】「Oh my god!」はオススメしません!英語で自分の「ショッ

ク」を伝える表現12 - アメリカ人英語講師ローラが解説|英会話|初中級者専門|

⚫︎Animal rights by country or territory 国または地域ごとの動物の権利 - Wikipedia

⚫︎Timeline of animal welfare and rights 動物福祉と権利のタイムライン - Wikipedia

⚫︎Animal rights 動物の権利 - Wikipedia

⚫︎動物の権利 - ウィキペディア

⚫︎日本の畜産の歴史と未来を畜産企業経験者が語ります - Nobels ノベルズ

⚫︎[PDF] 8章 日本の畜産,世界の畜産 - 京都大学OCW